文字起こし
親鸞聖人は信楽を「疑蓋間雑あることなし。ゆゑに信楽と名づく」(『註釈版聖典』二三五頁)と仰る。疑いという蓋を間に雑えないことを信楽という。つまり容器に水を入れようとしても、蓋をしていたら中に入らない。そこで疑いという蓋を雑えないことによっ…
その信楽とは何かというと、「疑いのない状態」を顕す。「〈信心〉は如来のちかひをききて疑ふこころのなきなり」(『註釈版聖典』六七八頁)と『一念多念文意』に仰っているのです。「信楽」(信心)とは、如来の真実なる御誓いを聞いて疑う心のないこと、…
以下、先生の法話の1部抜粋です。前後のお話の流れもあるので、全くそのままではありません。その上で。 質問: 『本願成就文には念仏称えておくれ(称えよ)とは、仰って(書いて)おられない。』と言う方がありますが、どう思われますか? 回答: 聞其名…
以下、先生の法話の1部抜粋です。前後のお話の流れもあるので、全くそのままではありません。その上で。 (信心が崩れたという質問。疑蓋についてのお話から) 信心と言うのは、其の名号を聞ているのが信心なので。私(の側)からすると、聞いているだけな…
衆生の称名になる前の名号は無い。 私どもに称えられる前の南無阿弥陀仏が、どっかにあるというお領解は、間違いだということ。南無阿弥陀仏というものは、私に称えられて南無阿弥陀仏。私に称えられて南無阿弥陀仏、です。 (印象に残った法語) 南無阿弥陀…