念仏者 とんのつぶやき

往生浄土の身となり、日々のちょっとした思いを気の向くままに残しておきます

後生の準備

 後生の準備と言っても、私の方で用意するものは一つもありません。例えばすでに大きな船に乗っていて、その船はいつ私の寿命が尽きても浄土に行き着くようになっているようなものです。

 後生を考えようが考えまいが、考えることが出来なくなったとしても、それは全く問題にならず関係もなく支障になりません。

 そういう船にすでに乗せられているとすれば、何とも身軽で楽なことでしょう。しんどいことがあっても乗り越えていこうかな、と思えてくるものです。