念仏者 とんのつぶやき

往生浄土の身となり、日々のちょっとした思いを気の向くままに残しておきます

生きたその先

 「今を生きる。今を生きろ!」、心を打つフレーズだと言われます。未来のことを案じ過ぎても何も始まらないし、過去にとらわれ過ぎても過去は変えようがないからです。 

 しかし積み重ねた知識や経験があって今があるのであり、先を見据えて生きているのだとすれば、このフレーズは至極当前の言葉と思えてきます。

 問題は生きたその先が人間の思考では全く分からないことなのだと思います。今を真剣に必死に生きている人ほど、生きたその先を心のどこかで知りたがっているのではないでしょうか。