救われてゆくしかない。
助けさせて下さいと願って下されているのだからどうしようもない。じゃあ助けてもらおう。ずっと頭を下げて頼まれているのだから仕方ないか。
考えてみると、助けてもらう此奴は一体何様のつもりか、と思えてきます。偉そうにふんぞり返って。いいご身分やなあと。
しかし阿弥陀仏の仰せの通りにまかせてしまえばよいのでした。
それなのに、そんな話があるか、ああでもない、こうでもないと理屈をこねる人ほど実は厄介なのでありました。それこそ自分を何様と思ってのことなのでしょう。
自力を翻して他力に帰する。これだけでした。