念仏者 とんのつぶやき

往生浄土の身となり、日々のちょっとした思いを気の向くままに残しておきます

今日という日

おそらく◯年前の今日が、ただいま助けるという南無阿弥陀仏に疑い晴れただろう日です。今救われているかどうかが大事であって、その日かどうか考えても何の意味もないことですが、父の命日でもあります。 父は最後の年に一度、善知識に会いましたが、直接お…

^_^ぼっち信心の沙汰 そのまま

2011-10-04そのまま そのまま助ける、だからそのまま助かる。その通りですが不思議なことです。 〜 Nowとんのつぶやき 南無阿弥陀仏、だから南無阿弥陀仏。その通りですが不思議なことです。 私の称える南無阿弥陀仏が、帰せよと命じる本願召喚の勅命であり…

^_^ぼっち信心の沙汰 行くのか待つのか

2011-04-27行くのか待つのか 早く来てよ、と呼ばれたら行くでしょう。早く来てよ、と呼んで待つのではありません。 〜 Nowとんのつぶやき 早く来てよ、と仰るのは阿弥陀仏です。私ではありません。既に本願は成就して、私が常に呼ばれていることを聴聞によっ…

真実信心と今年の異安心 まとめ

信心といふは、すなはち本願力回向の信心なり。 (教行信証信巻) 信心とは、南無阿弥陀仏を与えて下さる信心だと言われます。 信心は、如来の御ちかひをききて疑ふこころのなきなり。 (一念多念証文) 「信」はうたがひなきこころなり、すなはちこれ真実の…

何とかなっています

キット、何とかなる。 母と食べたお菓子の封に書いてありました。あれこれ考える母は、それを見て笑いました。 この世のことでも大概のことは何とかなるものです。というか時は勝手に過ぎていきます。 後生は阿弥陀仏におまかせ。何とかなるどころか間違いな…

とん斬り

⚫︎コロリ 知識「私のことを◯◯と言う人がいますが、私は◯◯ではありません。」 同行「本人が言うのだから間違いない。」 とん「ちゃっかり◯◯。◯◯は、異安心、十劫安心、無帰命安心、一念覚知、土蔵秘事、善知識だのみ、その他詰め合わせ、そんなのが入るよ。」…

シンジンの華が咲き乱れる

「祈祷も、善も、念仏も、信心も、必要ありません。」 最近あちらこちらで目にするようになりました。祈祷は論外、善ならまだしも、念仏も信心も必要がない「浄土真宗の信心」ってナンでしょうか? 新たな語句の定義が必要のようです。 真実信心の念仏者でも…

本願成就で救われるという表現について その3

本願成就文の「聞」と「信心」の関係について親鸞聖人は、 「聞」といふは、衆生、仏願の生起本末を聞きて疑心あることなし、これを聞といふなり。信心といふは、すなはち本願力回向の信心なり。 (教行信証信巻) 仏願の生起本末を聞きて「疑心あることなし…

本願成就で救われるという表現について その2

本願は成就しています。本願には衆生を救う力(はたらき)があります。 私は何で(によって)救われたのかと言うと、 ・本願力で救われました。 ・本願の救いのはたらきで救われました。 どのように救われたのかと言うと、 ・本願力におまかせして救われまし…

本願成就で救われるという表現について

他力の信心、自力の信心、以外にもう1つ。 「(浄土真宗は)本願成就で救われる(教え)」というフレーズをよく耳にしました。 本願成就や名号のはたらきは「事実」であって、それがそのまま「信じたこと」「信心」にはなりません。そうであるので、救われ…

宿善を論じる前に

以前に、1度だけ真面目に書きます、と宿善について書いたと思います。 (「宿善について」2019年10月15日) 宿善を論じる前に思うことは、まず救われましょう。それからであれば、どれだけ時間をかけても良いと思います。 ただし、今日やった善が明日の宿善…

私の称名になる前の名号は無い

衆生の称名になる前の名号は無い。 私どもに称えられる前の南無阿弥陀仏が、どっかにあるというお領解は、間違いだということ。南無阿弥陀仏というものは、私に称えられて南無阿弥陀仏。私に称えられて南無阿弥陀仏、です。 (印象に残った法語) 南無阿弥陀…

極めてシンプルです

念仏成仏これ真宗 万行諸善これ仮門 権実真仮をわかずして 自然の浄土をえぞしらぬ (浄土和讃) 本願を信じ念仏を申さば仏になる (歎異抄第12章) 南無阿弥陀仏というものは 私に称えられて 南無阿弥陀仏 (印象に残った法語) 何度読んで(聞いて)もその…

ハッキリするという表現について 最終

浄土真宗の他力の信心を語る時に、ハッキリするという表現はあまり好ましくないというか、しっくりこないと感じています。 以前にも書きましたが、救われる瞬間がどうこうより、今救われているかどうかが大事だからです。今の連続が今日であり明日であり生活…

ハッキリするという表現について その3

「救われたらハッキリ知らされます。ハッキリするんです。」 「往生一定、信心決定、、、絶対の幸福^_^」 毎回のように連呼して、それ以上の説明をしない布教師がいます。 具体的に何がハッキリしたのですか、と直接示談したかったです。 きっと自分の言葉で…

ハッキリするという表現について その2

「救われたらハッキリします。そこまで求めなさい。」 このように聞いてきましたが間違いです。ただ今救うという本願からずれています。救いというゴールを勝手に先(未来)に設定していることになり、本願ではありません。 こう言うと奇妙な反論があります…

ハッキリするという表現について

「阿弥陀仏に救われたら、その瞬間がハッキリする」。このように絶えず聞いてきました。今でも、「火に触ったより明らかに知らされるのだ」と看板講師は公式動画で主張しています。 その語り口や内容から、かつて想起した瞬間とは。 稲妻に打たれるような衝…

浄土真宗とは言えないお話し(^_^;)

こんな動画配信を視聴しました。以下に1部だけ取り上げてみます 〰️ 18願だけでいいとかね。 よっぽど自惚れないとそれは言えない。 18願すぐに聞ける自分だと思いますか。 18願を素直に信じられるような人がどこにいますか。 十方衆生1人もいない。…

お盆、頭痛の独り言

腰痛との付き合いも長いですが、頭痛持ちとなってからの付き合いもその次に長いです。 2年前に急なめまいで、これはまずいと受診した症状の主な原因が片頭痛であると分かりました。ちゃんとした治療のきっかけとなりました。半ば分かっていたつもりでしたが…

念仏者 とんのすがた

何気なく付けたブログ名はありがたいものでした。 親鸞聖人はこのような真実信心の行者(他力の念仏者)のすがたを、 煩悩を具足せる凡夫人、仏願力によりて信を獲得す。 この人はすなはち凡数の摂にあらず、これは人中の分陀利華なり。 『入出ニ門偈頌』 と…

プロフェッショナル

ある機関の委員会に初参加しました。 受け付けの方にミーティングルームを案内してもらいました。その少しの間ですが、全体が整然とテキパキした雰囲気が伝わってきました。 他のスタッフさんも明るく優しく安心感が持てました。トップの方はその道のプロ中…

こんな日もあるよ

昨日、真夏の真昼間に自転車を走らせる事態になりました。なんて日だ^_^。 深めの帽子に、スポーツタオルと愛飲の滋養強壮ドリンクを手提げカバンに詰め込み、およそ1時間15分くらいか正確には覚えていません。 高校時代の通学の1、5倍くらいでしょうか…

NO行信,NO 証!とNO行,NO 信、NO信,NO 行!

・行信のない証なんて! 『無量寿如来会』にのたまわく、「いま如来に対して弘誓を発せり。まさに無上菩提の因を証すべし。」 『教行信証』「行文類」etc ・行のない信、信のない行なんて! 「たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ」 『教行信証』「総序」etc…

^_^ぼっち信心の沙汰プラスワン いただくのと こしらえるのと

2011-04-25いただくのと こしらえるのと お祝いのケーキを家族皆でおいしいおいしいといただきました。 他力の信心もいただいてこそ味がわかってくるもの。信心はこしらえるものではありませんし、それは一味でないから共に喜ぶこともできません。ましてや信…

浄土真宗は念仏の信心

あなたは何を信じてますか? キリスト教〜神を信じます。 仏教 〜仏を信じます。 ◯◯教 〜△△を信じます。 浄土真宗 〜念仏を信じます。 私の称える念仏(行)が、そのまま助けるとの阿弥陀仏の仰せであり、そのまま助かると疑いなく聞き容れている、これが称…

^_^ぼっち信心の沙汰 おかしな話

2011-10-05おかしな話 将棋では、確実に負けることが分かった時点で負けました(投了)となります。素人将棋では最後の1手の詰みまでいって投了となることも多いです。けれども自分の玉が詰んでいるにも関わらず、次の1手を考えるとすればおかしな話です。…

おすすめの書籍

「教行信証」からひもとく浄土真宗の教え 藤澤信照著 法蔵館 1回じっくりと拝読しました。はじめに戻ってまた読み直し始めたところです。 感覚として、梯和上の語り口(書籍上の)を、少しすっきりさせた語尾の言い回しが私に合っています。 そんな細かい事…

同窓会

たまにつぶやきますが、歳相応に気力体力は落ちていくものだと実感します。 中学校の同窓会が卒業して30年後に初めて開かれた時、当時の担任の先生は校長まで勤め上げ、すでに第一線を退いておられました。よもやま話に花が咲く中、50歳を過ぎたらガクッ…

頭の体操〰︎決まっている〰︎

ある布教師が、 「救われたらその瞬間がハッキリするに決まっている!私の心ですから。火に触るよりも明らかなんです!」 食レポで出された料理を前にしてMCが、 「これは美味しいに決まっている!」 この2人の共通点(掘り下げるとややこしい側面もありま…

納涼会

職場と関連グループによる納涼会がありました。コロナの影響で昨年夏から4年ぶりに再開されています。 年に2回ある恒例行事の一つで、この時にだけ顔を合わせる方もあります。 仕事の延長的な側面もありますが、飲食や会話を楽しみながらお互いの無事(笑…