他力の信心を頂くことは、ただ今助けるという南無阿弥陀仏のおはたらきを疑い無く聞き入れること、とてもシンプル、極めて簡単なことです。
そのおはたらきには絶え間が無いので、いつでもどこでも助かります。
言葉を換えれば、ただ今助けるおはたらきに気付かせてもらうか否か、それだけです。
他力の信心のあり様は、「目標を立ててそれに向かって努力する」こととは正反対です。目標とは未来の事ですから。これが一般常識の考え方でもあります。
助かるのが難しく感じるとすれば、この常識的思考が邪魔をしているのかも知れません。
私の行いを頼りにするのではなく、南無阿弥陀仏(法)が頼りとなる。
私の真の姿を見抜いて、私が助かる努力も苦労も、全て阿弥陀様の方で解決下さり、ただ今助けると呼んでおられます。そのまま聞き入れるだけです。
嬉しい事に、旧知の方々が救われて、再会する機会が増えてきました。南無阿弥陀仏のおはたらきですから至極当然のことですが、何とも有り難いご縁です。