念仏者 とんのつぶやき

往生浄土の身となり、日々のちょっとした思いを気の向くままに残しておきます

大違い

「されば南無阿弥陀仏ともうす体は、われらの往生の定まりたる証拠」

「御文章」四帖目八通

そう聞いて疑い無いのが他力の信心です。

ただ聞いて安心するのは十劫安心です。

大違いです。心の内をさらけ出して沙汰するよう述べておられます。

この御文が一番長い文量だそうです。当時の真宗を取り巻く環境が、長文を好まない蓮如上人をもってしてきめ細かなお諭しとなり、緊張感が伝わってくると聞かせて頂きました。