念仏者 とんのつぶやき

-往生浄土の身となり、いろいろな思いを残しておきます-

一対一の本願(将棋編)その3

普通プロの対局では最後の1手まで進むことはなく、 この先の詰み(負け)が分かると投了します。

「負けました」と。

将棋でたとえれば、よくよく盤面を見てみるとすでに詰んでいることに気付いたようなものです。

 「負けてました」と。

 

蓮如上人は、

 「思案の頂上と申すべきは、弥陀如来の五劫思惟の本願にすぎたることはなし。」(御一代記聞書)

と述べておられます。

阿弥陀如来の五劫思惟の本願は、思案の頂上であると。思案の頂上、すごくインパクトのある表現だと思います。

 

親鸞聖人は、阿弥陀如来の本願のとおり救われた人について、

「仏言広大勝解者 是人名分陀利華」(正信偈

(ぶつごんこうだいしょうげしゃ ぜにんみょうふんだりけ)

と述べておられます。

仏はこの人をすぐれた智慧を得たものであるとたたえ、汚れのない白い蓮の華のような人とおほめになる、と。

 

将棋にたとえると私は負かされる側ですが、何ともうれしい負けではないでしょうか。 

 

以上将棋編でした(ちょっと将棋が好きなもので)。