念仏者 とんのつぶやき

往生浄土の身となり、日々のちょっとした思いを気の向くままに残しておきます

何もない

  新年を迎えました。

  いつでもどこでも、ただ救うという本願に疑いないのが信心です。それ以外に信心と言っても何もありません。

 疑いという蓋があるとすれば、その蓋が取り除かれたようなものです。

 私そのものは何にも変わりません。

 欲や怒りや愚痴の煩悩にふりまわされますが、一日を振り返って静かに法を仰ぐと、何ともありがたい気持ちになるものです。

 頂いた大きな幸せに感謝して、なむあみだぶつを称えつつ、日暮らししていきたいと思います。